イラストの練習 ('23/04~'23/09)

 

4月~6月

新年度を迎え、実家を出ての一人暮らしおよび労働が始まってしまった。慣れていない環境での慣れていない生活によって普通に疲弊しており最初の1ヶ月くらいはわざわざソフトを立ち上げて何時間もかけて絵を描いていくという気力があまり出てこなかった。

とはいえ少しは絵の練習をする気持ちもあったので5月上旬あたりまでは画集を眺める、Instagramで女性向け洋服ブランドアカウントをいくつかフォローして流れてくる服を時々模写するなどをしていた。(人力ディープラーニング)

 

5月くらいから生活にも慣れて絵を描くことへの気力が少しずつ残るようになってきたので、このあたりで気合を入れ直していくかと液タブを新調した。労働で気力を削がれているんだから労働由来の金を環境向上に使ったって良いだろうという気持ちで液タブの新調には初任給を全て使った。まだ何も会社に貢献していない身分で会社から頂いた大事なお金を大切に少しずつ使うなどということをせずに一撃で給料を使い果たしてしまったことにやや気分が良くなっていたが、買おうと思っていたテレビが買えない・食費を削らなければならない、などの問題は発生した。(ヨドバシで購入したためポイントが10%還元され初任給の10%分のポイントで生活必需品を購入することが出来て本当に助かった。)

 

新調した液タブで最初に描いたやつ

人力ディープラーニングを元に服を描いたがよく分からなかった。とりあえず服の色でだいぶ印象変わるっぽいし大雑把に色を決める段階で真剣に検討した方が良いのかもしれないとは思った。

 

背景を描くのが面倒なので撮った写真を背景にそのまま使ってみたやつ

女性向け服について人力ディープラーニングしたとはいえ結局よく分からなかったので、作画コストの低い(セーラーカラーとスカーフを描いてあと単色で塗っておけばそれっぽくなるので)セーラー服を描いている。あと背景に写真をそのまま使っても「う~ん?」としかならないことはとりあえず分かった。

 

7月~9月

背景を描くのは面倒でしばらくやっていなかったが、この期間は旅行で撮った写真などを参考にする形で背景も描いていた。4月~6月との比較では単純に生活に慣れてきた分で絵を描くのに割く時間が若干増えたこと、インプットよりアウトプットに振ったことで描いた枚数は増えた。

 

観音崎灯台に行ったのでそこで撮った写真を背景に使ったやつ

前に買っていたものの放置していた本*1を参考にした。背景を描くにあたっては画面全体での描き込み密度のバランスとか色彩調和とか構図とか色々考えることが多いけど分かってきたらだいぶ面白そうだとは思ったのでしばらく背景込みで描いていくモチベーションは生まれた。

ところで観音崎灯台に上れる時間は日没よりだいぶ前だし西側は海に面していないので観音埼灯台から撮った写真を参考に夕日を描いてるのはかなり嘘ということになる。あと服の人力ディープラーニングの学習データが足りていないため前回と同じような服が出力されている。反転した理由は……忘れた。

 

画像フォルダから出てきた昔に撮ったよく分からん写真を参考にしたやつ

背景はクリスタのブラシ素材集本*2に頼ってビルを描いたがほぼ労力ゼロで自分で描くより圧倒的に良い感じになるので素材集の使い方の練習した方が良いのかもしれない。

 

何故か高校同期に手持ち花火に誘われたので手持ち花火の絵を描いたやつ

手持ち花火をやったのは川沿いだったが絵は背景を海にした。写真をそのまま使うと街灯が明るいし、それを省くにしても花火を描きたいだけなのに橋とか向こう岸とか描くのが面倒そうな要素が現れてきそうだったため……

 

あべのハルカスに行ったのでそこで撮った写真を背景に使ったやつ

屋上の開放感が良かったので絵も上を開ければ開放的な感じになるかな~と思って適当に上を広めに取ったが、背景を真面目に描いた経験が無いのにキャラクターより背景の占める割合が大きいような構図にした時点で苦しかったな……という感触があった。

 

何の川かは忘れたが河川敷に行ったのでそこで撮った写真を背景に使ったやつ

前に背景の割合を大きく取ったら苦しかったので逆にキャラクターの割合を大きく取れば上手くいくなと思ったが、川も河川敷も空も全ての描き方が分からず難航し、別にキャラクターを大きく描いておけば誤魔化せるものでも無いなと再確認していた。

 

 

背景を描くことは面倒だし分からないのでやればやるほど減点材料を積み上げてしまうような印象だったのでしばらくサボっていたが、改めてやってみると結構面白かったので取り組んでいきたい。特に最近自分で行った場所とかを元に背景を描くのは自分の生活や体験を素材にしているという点で、pixivを見れば無数の上手い絵を見つけられるしAIに描かせることも出来るようになった今の時代においてもわざわざ自分で描く意味の一つになると思うし、方向性としてはやりたいことが出来ている感覚があった。

とはいえ画力不足のためにやりたいことが出来ていない面も多々ある。イラストに背景を適用するにあたってはそのままだと描き込みの密度が高すぎるので適当に情報量を落とす・イラストとして適切な形に全体の彩度/明度を変更などする必要があり、これらの操作を元画像の中で強調したい印象を強めるという目的意識の下で行っていく(べきと理解している)。が、現状何か適当に思いついた操作を加えてみるものの何か違うな……となってCtrl+Zを連打し最終的に諦めて妥協するということを繰り返している。

 

まあそんな全体の印象だけでなくもっとミクロに空の雲だの砂浜の波だのといった各要素をどう描くかもよく分からないし、背景に限らず毎回身体や服や顔や髪も全てがよく分かんね~と言いながら描いてるし全てが分かっていない。絵、難しすぎる…………

 

 

10~12月の目標

・割く時間を増やす

絵を描くのに割く時間が若干増えたと言っても現状では可処分時間の25%程度しか使えておらず、模写してるとか技法書読むとかのインプットの時間も少しはあったとはいえ5枚/3ヶ月しか描けていない。他にやってることがあるわけでもなく、残り75%の大部分は得るもの無きインターネットサーフィン・布団で転げてスマホを触る・当たらない競馬の予想などで費やしており最悪なので、このあたりの時間の使い方を積極的に転換していきたい。

絵ってマジで難しいから上手くなろうと思ったら練習効率がどうこうという話だけではどうにもならずシンプルに時間を大量投下することがまず必要っぽいなと再確認している。

 

・アニメを観る

最近になってようやくテレビを買ったので秋アニメから観ていきたい。絵を描くためのインプットとしてみたいな意識で観るつもりは無くむしろもっと気楽に、普通にアニメを楽しむ目的で観ていくつもりだが、ただ眺めてるだけでもキャラデザとか表情の作り方とか色々学ぶものはあるだろうし。

 

 

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